新柳居市民講座『祇園祭特集(5)〜後祭の復興とは』の第1回目が開催されました

6/14(金)、恒例となっている6月講座『祇園祭特集』が始まりました。今年は「後祭の復興とは」をテーマにした連続3回です。

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第1回目は公益財団法人祇園祭山鉾連合会理事長の吉田孝次郎氏による「祇園御霊会と神輿渡御」でした。参加者は60名。

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安土・桃山時代になると、祇園祭の山鉾巡行が屏風絵などに描かれるようになり、当時の風物・にぎわいを偲ぶことができます。吉田孝次郎氏による解説で絵の中に活写された風物〜虎皮の豪華な山鉾懸想品、供の人、祭りを見物する町民の生き生きとした姿などを見てゆきました。

↓スクリーンを使って安土・桃山時代の山鉾巡行図を見て、当時のにぎわいを知ることができました。

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そして、「後祭を復興し、祭を本来の姿に戻す」ことによる変化について語られました。後祭を復興し、本来の巡行路に戻すだけでなく、「露店に代わる新たなにぎわいを考えなければならない」とも。あまりに人が増えすぎ、観光に来た人々にとって動く美術館と言われている山鉾の懸想品をゆっくり鑑賞したり、屏風祭を楽しむ余裕がなくなってきているのではないでしょうか。大津祭よりは賑やかで今よりは静かな祭というあたりが望ましいようです。

↓60名ご参加頂きました。教室(奥)と玄関の間(手前・大家さん宅)の続き部屋だけでなく…、

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また休山となっていた山鉾の「復興」も「嬉しいこと」とされ、「大船鉾」のお囃子を復興した若者たちの、鉾の再興まで静かに待った心遣いを「大変美しいこと」と言われ、絶賛されていました。 「大船鉾」に続いて「鷹山」も再興のきざしがあるそうです。

↓三和土のフロアにも椅子を並べて聴講して頂きました。

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質問コーナーでは、7月24日の後祭では宵山は21,22,23日になること、24日の朝、三条烏丸を出発予定だが、高圧電線があるので四条御池出発かもしれない、と答えられました。来年から祇園祭は後祭復興の第1歩を踏み出します。平成の京都にふさわしい「新たなにぎわい」がどう創出されるのか、とても楽しみです。

↓クーラーと扇風機では人の熱気に追いつかないため、打ち水をしてみました。

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最後に、夜の講座といえ暑い中、大変多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。また、狭い場所でアンケートにお答えいただきましてありがとうございます。今後の参考にさせて頂きます。

↓少しは風が通るようになったでしょうか。から梅雨で毎日最高気温が35度近くまでの日が続いています。皆様どうかお体にお気をつけ下さい。

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